令和2年7月15日
子育て支援センター・保育所(園)長様
熊本県地域子育て支援センター事業連絡協議会
会長 小 岱 紫 明
まずこの度の豪雨で被災された皆様に対してお見舞いを申し上げ、一日も早い復旧復興を念じ申し上げます。
今年は新型コロナ対策として沢山の施策が打ち出され、その中の一つに「自粛の要請」というものがありました。自粛は長期化を辿り、様々な影響を持つ期間となりました。
例えば学校の休校措置や保育園への登園自粛というものもその一つでした。しかしその結果、子育ての現場(家庭)では大きな変化が起こりました。それまで社会資源を活用することによって保たれてきた仕事と子育ての生活リズムが崩れ、特に子育てが一気に家庭に、保護者に長期間重くのしかかってくることになりました。このことは、児童虐待が「潜在的」問題から「顕在化」し、そして「深刻化」へと一気に進む可能性が示唆されることになりました。
そして熊本豪雨が起こり、被害報告は研修会開催を躊躇う程の規模となりました。
前例のない「コロナ禍」と、全国で毎年起こる「自然災害」。
これらの出来事は、今後子育て支援や児童虐待の現場へどの様な変化や影響をもたらすのでしょうか。またそれらの変化は、我々が今まで培ってきた児童虐待対応や子育て支援の在り方や常識が通用し、かつ対応可能な変化に収まると言えるのでしょうか。
熊本子育てネットでは、今後の児童虐待対応及び子育て支援の在り方・考え方について根本的に見直すことを問題提起し、皆様と共に本テーマについての研修を継続的に深めていくことを目的とし、下記の研修を企画致しました。
大変な時期かとは存じますが、どうかご理解いただきますようお願い致します。
13:30 | 受 付 |
14:00 | 開 会 「児童虐待対応担当者支援」研修会 ~ 児童虐待防止への取り組みは、新たな局面を迎えたのか ~ 講師 坂 口 明 夫 氏 (途中休憩有り) |
16:10 | 質疑応答 |
16:25 | 閉会 |
16:30 | 終 了 |
以上