乳児保育及び障がい児保育は、子育て支援の現場で求められる資質の中で、特に子どもの発達を理解する能力技術が大きな比重を占める。今まで個々の主観的な視点で漠然と捉えていた子どもの発達を、改めて客観的に捉え直すことによって子どもへの理解を更に深め、乳児保育・障がい児保育でのより質の高い適切な発達技術に必要な援助技術を習得することを目的とする。
子どもと保育研究所・ぷろほ所長、九州大谷短期大学 名誉教授
【日時・参加人数・研修テーマ】
熊本県保育士等キャリアアップ研修として、昨年までの5日間の連続研修から6日間にし、「乳児保育」「障がい児保育」の指定を受けた。山田先生の研修内容は、まさに保育士のキャリアアップとして、ふさわしい研修である。事前レポートも5回行うことで、学びへの事前学習を行っている。今回も受講者40名全員が、欠かすことなく修了できた。また、ワークショップも充実しており、保育現場ですぐに実践できるものも多く、参加者の望む内容であったと思う。学びの充実によって、より良い保育士としてキャリアアップしていけたのではないかと思う。
(文責:宇佐美 純代)