子育て支援スキルアップセミナーフォローアップ研修会報告
- 【テーマ】
- 『改めて子どもの発達をとらえ直す』 - 実践編 -
- 【講 師】
- 山 田 眞理子 氏
(子どもと保育研究所・ぷろほ所長、九州大谷短期大学 名誉教授)
小 川 直 美 氏(画家)
- 【日時・参加人数】
- 平成27年7月27日(月)午後2時 ~ 5時 (参加者32名)
- 【会 場】
- 敬愛保育園
- 【研修目的】
- 子育て支援を行う者に求められる資質の中でも、とりわけ子どもの発達を理解する能力は大きな比重を占める。今まで、それぞれ個人が主観的な視点で漠然ととらえていた子どもの発達を、改めて客観的にとらえ直すことにより、子どもへの理解をさらに深め、より適切な援助技術を習得することを目的とする。
- 【まとめ】
- 第1,2回(H.25,26)スキルアップ研修修了者のフォローアップ研修である。
前半の小川先生からは、今保育の現場は、保育士が子どもと一緒になって遊ぶこと
が少なくなっており、保育士自身が心から楽しむことが大切であるということを、造
形を通して教えていただいた。
画用紙にクレパスを何度も重ね塗りをするだけで、とても素敵な作品が出来上がった。絵は心の表現であり、それぞれの参加者が集中して取り組み“自分を表現できた”という満足感を持ちながら、改めて保育士の感性の素晴らしさを実感できたようであった。
後半の山田先生からは、事例を基に子どもの発達やその「もつれ」に対しての具体的な対応等のお話を一緒に考える時間となった。
(文責:宇佐美 純代)